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更新日:2022年11月14日

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受け継がれていく柊原地区郷土伝統行事「おろごめ」

受け継がれていく柊原地区郷土伝統行事「おろごめ」

6月19日、柊原地区の郷土伝統行事である「おろごめ」が同地区公民館下の海岸で行われました。これは、藩政時代に武士が野生の子馬を「おろ」と呼ばれる囲いの中に追い込む行事が子供たちに受け継がれたもので、400年以上続く伝統行事です。コロナ禍の影響を考慮して、規模を縮小したうえで、柊原小学校の児童34名が参加し開催されました。当日は、早朝から裏山に登り安全祈願をした後、海岸へ移動し、砂浜を掘って作られた砂の囲い「おろ」の中で、小学6年生の親頭役が、子頭役のほかの子供たちを「おろ」から引きずり出す激しい戦いを繰り広げました。子供たちが奮闘する姿に、地域の方々も笑顔で応援しました。親頭役だった木原颯甫さん(6年)は「前は怪我をしていて参加できなかったので、久しぶりにおろごめができて楽しかったです。「おろ」から人を引っ張り出すのは大変でしたが、とてもいい思い出になりました」と話しました。参加したほかの子供たちも「とても楽しかったです。来年も必ず参加したいです」「伝統行事をこれからも大切にしたいです」と話しました。おろごめはこれからも、次の世代へ大切に受け継がれていくことでしょう。

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