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更新日:2024年9月12日
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最新情報(さまざまな取組の紹介)
国のGIGAスクール構想を踏まえ、これからのSociety5.0時代を生き抜く子どもたちに必要な力を付けさせるため、本市では、コロナ禍のオンライン学習や平常時の家庭学習等でも活用できる「持ち帰り前提」の端末環境整備と、授業や家庭学習での活用を視野に入れた「コンテンツ重視」のクラウドサービスの導入にこだわり整備を進めました。垂水らしさ(こだわり)の4本柱やそれを支える環境整備は、以下にまとめています。
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垂水市では、GIGAスクール構想の準備段階であった令和2年9月から、本部会を立ち上げ、準備を進め
てきました。本格稼働後の現在も、市内のGIGAスクールの推進役として、各学校での意味のある利活用を目指して教育研究を進めております。詳しくは、「垂水市情報教育部会」のページをご覧ください。
本市では、「持ち帰り前提」の端末整備で、校外や家庭での活用まで認めています。そのために、ネット環境のない家庭に貸し出すモバイルWi-Fiルータまで整備しました(ネット環境のない1学年の家庭数程度を配備。通信料は市で負担。)。その結果、本市では令和3年5月から平常時でも端末持ち帰りをはじめ、現在全ての学校で、端末持ち帰りを実施しています。また、コロナ禍の非常時でも端末を積極的に用いた対応を行っています。長期休業期間の貸し出しを行う学校もあり、端末で宿題を出す教科等もあります。
本市では、これまでのようなデジタルドリルではなく、個別最適化された学習(アダプティブ・ラーニング)を実現するためにAIドリル「navima」を導入しています。それぞれの子どもの間違いの状況に応じた動画解説や習熟に合わせた問題が出題されるようになっています。ゲーム的な要素もあり、授業だけでなく、端末を家庭に持ち帰っての自主的な学習でも積極的な活用が進んでいます。
本市では、学習面だけでなく生活面まで端末を活用するために、毎日朝と下校時に自分の心境を天気に例えて入力できる「スクールライフノート」を県内で唯一導入しています。「心の天気」は教職員がリアルタイムでチェックでき、子どもたちの悩みや不安に素早く気付き、早期に対応できることから、生徒指導でも役立っています。
小規模校が多い本市では、遠隔授業等の積極的活用による学校の「壁」を超えた交流の促進に生かすことも考えました。Web会議が可能な機材をそろえることで、市内外の学校との交流にも積極的に活用されています。
全校児童生徒が一斉にGIGA端末を利用しても止まらないネットワークを構築するために、国の基準(一人当たり2Mbps以上)を満たすネットワーク整備を行いました。また、「持ち帰り前提」に対応するため、新たに整備する学習系ネットワークは、全ての学校から直接インターネットに接続する方式にしました。
令和3年度から、GIGAスクールの本格稼働に備え、GIGA端末等の環境を積極的に利活用できるようにするために、各学校に毎週1回程度、ICT支援員が訪問するようにしています。学校での各種設定や授業中のICT利活用のサポート等を行っております。
また、令和4年1月から3月の3か月限定ですが、「GIGAスクールサポーター」もお願いしており、ICTの専門業者によるマニュアル作りや年次更新等のサポートをお願いしています。
これからの本市のGIGAスクールの進め方、効果的な利活用について、恒常的に指導助言をいただくために、本年度GIGAスクールアドバイザーをお願いました。
垂水市GIGAスクールアドバイザー辻慎一郎准教授(鹿児島国際大学)
垂水市立小・中学校の児童生徒・教職員へのお知らせ(本市で県域ドメイン等をお持ちの方)
垂水市立小・中学校に通っている児童生徒の皆さんで、家庭にパソコン等の端末がある場合は、端末を持ち帰らなくても、本市が導入している各種クラウドサービスにアクセスし、利用することができます。下のリンク先からご利用ください。
AIドリル「navima」と「スクールライフノート」は、児童生徒が各自持ち帰った端末のURLを直接入力すれば、自宅からでもアクセスできます。
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