令和5年12月3日（日曜日）国道220号牛根境防災着工式

午前10時から牛根境小学校体育館で標記着工式を共同主催者として開催し、ごあいさつさせていただきました。

国道220号は、霧島市と本市にとりまして、基幹産業であります農林・水産業をはじめ、商工業を支える唯一の物流路線であります。

また、通勤・通学などの生活を営むための大変重要な幹線道路でもあります。

完成の暁には、交通の利便性の向上や生活圏の拡大に加え、観光への活用など、霧島市や本市をはじめ大隅半島、九州南部地域における産業・経済・文化の発展に寄与するものと考えています。

また、災害の多い本市におきまして、命を守る道路であり、国土交通省の皆様方には、これまでも様々な防災対策を行っていただいており、特に、平成9年度の早咲大橋や平成19年度の牛根大橋などの開通により、通行規制区間も少なくなってまいりました。

しかしながら、この牛根境地区は依然として、連続雨量200ミリでの通行規制区間となっております。

通行規制の際は、霧島市や本市の地区住民にとりましては、生活や経済活動、何より命を守る道路の確保に大きな影響がありましたことから、防災対策事業の実施に向けた長年の要望活動が実り、令和2年度に新規事業化の決定をいただき、その後、調査や用地買収、測量等が実施され、本日、着工式を開催できましたことは、大きな喜びです。

これもひとえに、森山ひろし先生をはじめ、地元選出の国会議員の先生方、国土交通省の皆様、鹿児島県の皆様、地域の皆様の御尽力の賜物と、心から深く感謝申し上げます。

国道220号牛根境防災に係る工事が安全に、そして一日も早く完成することを願っております。