令和5年12月14日（木曜日）垂水市国民健康保険運営協議会会議

午後3時から市役所3階全員協議会室で標記会議（令和5年第2回）が開催され、出席させていただきました。

この協議会は、被保険者、療養担当者、一般住民それぞれの立場の利害を調整して、事業を円滑に行い、国民健康保険事業の運営の適正を図るため、国民健康保険法第11条により、市町村に設置することとされています。

本市では、「垂水市国民健康保険運営協議会規則」を制定し、本協議会の担任事務として、国民健康保険事業の運営に関する事項について、市長から意見を尋ね求められたことに応じて審議し、必要があるときは市長に建議するほか、被保険者その他の利害関係者から国民健康保険に関する意見があっときは、これを受理して、意見をつけて市長に提出することと定めています。

本日の会議では「今年度の国民健康保険特別会計の決算見込み」と「産前産後の国民健康保険税減免規定のための条例の一部改正」について、御審議をいただきました。

本市の医療費の状況につきましては、被保険者は年々、減少しておりますが、一人当たりの医療費は増額傾向にあります。

このため、疾病予防や重症化予防に取り組むことで、医療費の抑制や被保険者の健康維持を図ろうと、医療機関などの御協力をいただきながら、特定健診の未受診者対策、特定保健指導を推進しています。

その成果といたしまして、令和4年度の特定健診の受診率は、前年度比3.2％増の50.5％、特定保健指導実施率は、前年度比1.1％減の83.5％となりました。

このうち、特定保健指導実施率は、令和3年度に引き続き、県内第1位の実施率でありました。

今後も、本協議会の御理解と御協力を賜り、円滑に国保行政を運営してまいります。