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更新日:2024年6月10日
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子どもが明るく健やかに成長していくためには、温かい家庭が大切です。
鹿児島県では、子どもの養育に理解と熱意、そして豊かな愛情をお持ちの方を里親として登録し、保護の必要な子どもの養育をお願いしています。
親の事故や病気などさまざまな事情により自分の家庭で暮らすことの出来ない子どもを、家族の一員として家庭に迎え入れ、児童福祉法に基づいて養育してくださる方(里親)に、養育をお願いする制度が「里親制度」です。
養育里親 |
保護者のいない、または保護者が養育することが適当でない子どもを養育する里親 |
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専門里親 |
虐待を受けたり、障害があるなど専門的な援助が必要な子どもを養育する里親(一定以上の養育里親としての経験等が必要) |
親族里親 |
実親が死亡、行方不明などの子どもを、祖父母など扶養義務のある親族が養育する場合の里親 |
養子縁組里親 |
養子縁組により養親となることを前提に養育する里親 |
(1)まずは児童相談所に相談
(2)研修を受講
(3)里親登録に申し込み
(4)里親の認定・登録
(5)里親として養育開始
【Q1】里親とは養子をとることですか?
【A】里親制度は4種類に分類されています。そのうち養子縁組を前提としているのは、養子縁組里親の場合です。養育里親など他の里親の場合は、養子縁組は行わず、必要な期間子どもの養育を行います。
【Q2】里親になるための要件は?
【A】里親になるためには特別な資格や経験は必要ありませんが、おもな要件として以下のものがあります。
【Q3】どんな人が里親をしていますか?
【A】年齢も職業も様々です。里親さんの中には、十数年のベテランの方もいらっしゃいます。ただし、養子縁組里親の場合は、子どもとの年齢差を考慮されます。
【Q4】共働きでもかまいませんか?
【A】基本的にはかまいません。しかし、子どもによっては、里親との安定した関係をつくるためにじっくりと養育できる態勢の整った里親さんに限定される場合があります。
【Q5】単身でも里親になれますか?
【A】基本的には可能です。知識、経験をもっているなど、児童を適切に養育できると認められる方であれば、必ずしも配偶者がいなくても里親になれます。
【Q6】養育にかかる費用はどうなりますか?
【A】子どもにかかる生活費、教育費、医療費などが公費で支給されます。また、養育里親には里親手当も支給されます。
【Q7】養育に悩んだら相談できますか?
【A】子どもを養育する上でのお悩みは、児童相談所の担当者にご相談ください。また、児童相談所だけでなく、県里親会など里親さん同士の交流会で養育の悩みや喜びを共有したり、児童養護施設や乳児院の里親支援専門相談員に相談することもできます。
【Q8】登録すれば必ず子どもが委託されますか?
【A】里親制度は、「子どもにとって一番適切な養育者をさがす」制度といえます。登録後、すぐに出会いがある場合も、出会えるまでにかなりの時間がかかる場合も、残念ながら出会えない場合もあります。
児童相談所では里親制度説明会を各市町村で開催しています。
〇事前の申し込みは必要ありません。どなたでもお気軽にお越しください。
令和6年度垂水会場
日時:令和6年6月26日(水曜日)18時00分~19時30分
場所:垂水市市民館_大ホール
鹿児島県大隅児童相談所
☎0994-43-7011