更新日:2024年7月1日
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戸数50戸弱の山村です。垂水市街地から東北東へ約13km、高隈山系の中腹の高原状の地形をした土地に広がっています(大野小中学校跡地の標高は約550mです)。
気候は、夏は冷涼で冬は寒冷です。また、春から梅雨にかけて雨や霧の日が多く、湿度も高いです(年間降水量3000mm)。
12~2月までの3ヶ月は特に北西の風が強く、気温の低い日が続き(垂水市街地との気温差は約5℃)、10~20cmの積雪が見られる日もあります。
近年、「つらさげ」が注目を浴びており、また「大野原(うのばい)いきいき祭り」を開催し、地区民の勢いが増しています。
森林や自然環境に関するさまざまな研究・実習を行うための野外の教室、それが大学演習林です。
もともとは林学系の学生のための施設でしたが、今では学部を越えた全学の学生が利用しています。
鹿児島市対岸、大隅半島の北部、桜島東方に位置する南北に長く伸びた一団地であり、面積は3,066ha(垂水市の面積の約19%)です。
演習林は1,512haの人工林と1,470haの天然林があります。
人工林の大部分はスギ・ヒノキ・アカマツ・クロマツなどで良好な生育を示しています。
天然林の大部分は広葉樹林で、学術参考林や保護林を除けば萌芽による二次林で占められています。
1909年の創立です。
鹿児島大学農学部附属高隅演習林ホームページはこちらです。
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