犬の登録と狂犬病予防注射の手続
狂犬病とは
狂犬病は狂犬病ウイルスに感染している犬、ネコ、キツネ、コウモリなどの動物に咬まれることで人に感染します。ウイルスが感染した場合、2週間以上の潜伏期の後、けいれん、狂躁、麻痺、昏睡などの神経症状を呈し、一度発症するとほぼ100%死亡します。
治療法もないので、もし狂犬病の動物に咬まれたら、潜伏期の間にワクチンを接種して、発症を防がなければなりません。
狂犬病は、現在日本では発生していませんが、アジアをはじめ海外の多くの国々では発生しており、世界中で毎年4~5万人以上の人が命を落としています。海外との交流が盛んな現在、狂犬病はいつ日本に侵入しても不思議ではありません。狂犬病の発生を防ぐには予防注射が不可欠です。
犬の登録
- 垂水市内で犬を飼い始めた方は、登録申請をして犬鑑札の交付を受けてください。
犬鑑札は、犬の首輪などに必ず装着してください。
- 犬の登録手数料(犬鑑札交付)は、1頭につき3,000円です。
- 犬鑑札をなくした、または損傷した場合の犬の鑑札の再交付手数料は、1頭につき1,600円です。
- 鑑札の番号は一生変わりません。この番号から飼い主の特定へと繋がります。
迷い犬を保護した際、首輪に付いた鑑札の番号から、飼い主の方に連絡をすることができます。鑑札には交付した市の名前が印字されていますので、引越しをした場合や飼い主が変わった場合には、鑑札を持参し、新しい市町村の窓口で手続を行ってください。
鑑札は、転出先の市町村が発行する鑑札と交換になります。
狂犬病予防注射
- 登録した犬に毎年1回、動物病院か集合注射会場で狂犬病予防注射を受けさせ、狂犬病予防注射済票の交付を受けてください。
- 登録している犬の飼い主あてに、毎年5月上旬に「狂犬病予防注射の通知書」をお届けします。
狂犬病予防注射を受ける際には、必ず通知書をお持ちください。
- 狂犬病予防注射済票は、犬の首輪などに必ず装着してください。
- 狂犬病予防注射済票交付手数料は、1頭につき550円です。
生活環境課窓口で狂犬病予防注射済票の交付を受ける場合は、動物病院が発行した証明書(狂犬病予防注射済証)をご持参ください。
- 狂犬病予防注射済票をなくした、または損傷した場合の狂犬病予防注射済票再交付手数料は、1頭につき340円です。
- 垂水動物病院では、狂犬病予防注射と狂犬病予防注射済票の交付手続が同時にできます。
また、未登録の犬は登録も同時にできます。
様式
- 交付申請書(犬の鑑札・狂犬病予防注射済票)(PDF:26KB)
- 再交付申請書(犬の鑑札・狂犬病予防注射済票)(PDF:25KB)
- 犬の死亡届(PDF:27KB)
- 犬の登録事項変更届(PDF:26KB)
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