更新日:2024年8月8日
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全国和牛能力共進会(全共)とは、全国の優秀な和牛を5年に一度、一堂に集めて競う大会で、「和牛の五輪」と呼ばれています。
同大会は、雄牛・雌牛の体型の良さなど、改良成果を月齢別に審査する「種牛の部」と、枝肉の状態で脂肪の入り具合などの肉質を審査する「肉牛の部」に、全国の代表牛約500頭が出品されます。
優秀な成績を収めることで、その和牛ブランドの市場価値が全国的に高まるため、参加道府県にとっては、まさに威信をかけた大会となります。
↓写真/垂水市からの出品牛「さちえ2号」と出品者の笠木ひさ子さん長男:昭吾さん
平成29年9月に宮城県で開催された第11回大会では、鹿児島県が総合1位となり、「鹿児島黒牛日本一」を獲得することができました。
垂水市からは、第5区(繁殖雌牛群)の鹿児島県代表として、本市在住の笠木ひさ子さんの牛(名号:さちえ2)が優等賞2席を受賞し、「鹿児島黒牛日本一」の称号獲得に貢献されました。今回の結果は鹿児島黒牛の価値を全国的に高めるもので、畜産農家の方々の日々の努力はもとより、県下の農協・行政などの関係機関が一体となり獲得したものです。5年に1回開催される全共は、「和牛のオリンピック」と言われ、次回、平成34年には鹿児島県霧島市で開催予定です。5年後も本市から出品された牛が、「和牛日本一」の連覇に貢献されることを期待いたします。
↓写真/宮城県仙台市で行われた全共会場の様子
↓肝属中央家畜市場で行われた出品牛帰着セレモニーの様子
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